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大証FXのメリット、デメリットのまとめ [大証FX 取引]

まだ開始されたばかりの大証FX。

その現時点でのメリットとデメリットをまとめてみましょう。


まずメリットとしては、オークション形式における気配値の幅が大きいことです。

くりっく365では、上下2枚までの気配値しか見る事ができず、少々不便でした。

一方、大証FXでは上下16枚まで見る事ができます。

これはかなり魅力的で、情報面ではかなり有利と言えます。

また、マーケットメイカーの表示があるので、仕手に騙される事がなく、クリーンで安全な取引ができるという点では、初心者には向いている取引と言えるでしょう。

マーケットメイカーの動きを追っていけば、そう損をすることもないでしょうから。


ただ、これはデメリットにもつながります。

というのも、マーケットメイカーの存在が、駆け引きの楽しみを奪っているからです。

実際、仕手の挙動も含めた駆け引きが、金融取引の醍醐味です。

FXでは株ほど個人同士の駆け引きが頻繁に行われることはないですが、それでもそこで大きく利益を上げるチャンスが生まれるのは確かです。

それがないということで、ギャンブル要素が低くなった分、楽しみが減るという見方ができます。


デメリットは他にもあります。

まず、できたばかりということで、レバレッジが低く、通貨ペアが少ない点です。

レバレッジは、店頭FXが最大700倍、くりっく365が100倍なのに対し、大証FXは30倍です。

ただ、これに関しては、個人のリスク抑制を支援するという意味合いもあるので、悪い事ばかりとはいえません。

一方、通貨ペアの少ない点は明らかなデメリットです。

主要どころは抑ええいるものの、逆に言えば、無難なペアしかないということになります。

高金利通貨もないので、新たな発掘という楽しみもなく、やや勝手が悪いのが現状です。


ただ、これらのデメリットは、時間が経てば改善される可能性は十分高いといえます。

そのデメリットがなくなった時、大証FXが本当の意味でスタートするのかもしれません。


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大証FXのシミュレーションの例-2 [大証FX 取引]

通常の株取引などを行っている人の多くは、買いからのスタートが基本という形で行っているのではないでしょうか。

しかし、大証FXにおいては、売りからのスタートも可能となっています。

こちらもシミュレートしてみましょう。


現在1ドル=100円のレートだとします。

もし、ここで将来円高ドル安になると予想した場合は、買いではなく売りからスタートすることで、利益を得ることができます。

通常の商売では、商品をまず売るということが想像しにくいですね。

ないものを売ることはできませんから。


しかし、金融取引、そしてこの大証FXでは、そのないものをあるものとして売ることができるのです。

わかりやすく例えるなら、証拠金を担保にして、借りてきたものを売るという感覚です。

借りたものを売るなんて常識的ではないのですが、金融取引の中の概念では常識なのです。


というわけで、証拠金を10万円口座に入れている場合に、1単位の米ドル/円の通貨ペアを売ったとしましょう。

そして、3日後に実際1ドル=95円という円高になったとしたら、果たして損益はどうなるのでしょうか。


計算式としては、買い注文の時と為替レートの順番を入れ替えます。

この場合は、(100円-95円)×1万ドル×1単位=5万円となります。

もし、これが予想に反して円安となり、105円になってしまったという場合は、以下の計算式になります。

(100円-105円)×1万ドル×1単位=-5万円


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大証FXのシミュレーションの例-1 [大証FX 取引]

では、実際に大証FXでの取引のシミュレートを行ってみましょう。

まずは、買いからのスタートを経験してみる事にします。


今、将来的には円安ドル高になるのでは、と予想される状況だったとします。

その場合、米ドル/円の通貨ペアを購入すると、利益を出せます。

現在のレートは1ドル=100円。

この時点で1単位購入したとします。

1単位は1万ドルなので、100万円分ですね。

尚、レバレッジが利いているので、必ずしも100万円必要というわけではありません。


この場合、予想通りに円安となり、3日後に105円にまで上昇したとしましょう。

そして、その時点で売却したとします。

またこの間に、1日10円のスワップポイントの受け取りが発生していたとします。

スワップポイントは本来日々変動しますが、ここではわかりやすく一律としています。


この場合、果たしていくら得したことになるのでしょう。

答えは、(105円-100円)×1万ドル×1単位=5万円となります。

10単位買っていれば、10倍の得だったわけですね。


このように、買いから始まる場合の取引は、非常にシンプルで、計算も簡単です。

仮にこれが、105円になったのではなく、95円になった場合は、そのまま-5万円となり、5万の損失ということになります。

大証FXでは、基本どのようにレートが動くかを予想して、それに合った取引を行うことになります。


尚、スワップポイントはこの場合30円となります。

10円×3日=30円ですね。

金利は日本の方が安いので、ドルを売って日本円にする場合は、基本は損となります。


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大証FXの注文のルール [大証FX 取引]

大証FXには、大証FX独自のルールというものがあります。

それは注文や約定などに関しても同様で、それぞれにしっかりした制限が設けられています。


まず、大証FXには、ストップ高、ストップ安はありません。

このストップ高、ストップ安がない事は、株取引などを行っている人にとっては不安に感じるかもしれませんね。

ストップ高というのは、1日の間に値上がりできるのはここまでですよ、という制限です。

ストップ安はその逆で、1日の間に値下がりする限界値の事です。

これらの制限値幅は、前日の終値が基準となっています。


では、それがない大証FXは際限なく値上がり、値下がりするのかというと、そういうことはなく、しっかり制限が設けられています。

それは、市場の実勢からかけ離れた連続約定防止という安全面の原則に従った制限です。

大証FXの制限値幅は、基準値段の上下0.5%(または1%)となっています。

0.5%と1%の違いは、通貨ペアによる違いです。

基準値段は原則としてマーケットメイカーの最良気配仲値となります。

その基準値段が1ドル=100円の場合、この米ドル/円の制限値幅は99.50~100.50円となります。


また、注文価格にも制限があり、基準値段の上下10%が限界となっています。

上記の例だと、90.00円~110.00円までの注文しか出せません。

一見、どうせ約定制限が0.5%なのに、上下10%の注文なんて出しても意味ないように思えますが、実際注文は日を跨いでも継続できるので、1日ごとの値幅制限外でも生きてくるのです。


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呼値の単位と取引単位 [大証FX 取引]

FXなどの金融取引において、取引することができる最小単位は、「呼値」と呼ばれています。

呼値は1取引単位の価格であり、取引をするには最低この金額購入する必要があるという単位です。


大証FXでは、一律1万通貨単位が呼値となっています。

例を挙げて説明すると、1ドル=100円のレートの米ドル/円を購入する場合、最低100円×1万米ドル=100万円が呼値となります。


一方、この呼値にも最小単位というものがあります。

それは、実際に注文を出す際に刻める最小単位の事です。

大証FXに限った事ではないですが、金融取引はまず注文を出して取引を開始します。

その注文は、必ずしも現在のレートの金額を選択する必要がありません。

買い注文の場合は今のレートより安く、売り注文は高く出すのが一般的です。

そこで、注文を出す際に刻める単位が、呼値単位という事になります。


こちらも例を挙げてみますと、1ドル=100円のレートの米ドル/円の場合、100円で買い注文を出せばすぐに購入できます。

ただ、少しでも安く買いたい場合、それより安い値段で買い注文を出しますね。

その場合、100円の次に安い注文として出せる金額は、99.99円、すなわち99円99銭となります。

つまり、呼値の単位は0.01となるわけです。

99.98円、99.97円…といった形で注文が可能です。


対円通貨ペアは全部0.01ですね。

非対円通貨ペアの場合は0.0001となります。


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大証FXの取引を終了する方法 [大証FX 取引]

立会時間が終了すると、その日の取引はいったん終了となります。

この際、最後の最後に成立する取引のことを「引け」といいます。

同時に終値のことも指します。


この際に成立する取引というのは、くりっく365と大証FXではそれぞれ異なります。

くりっく365では「板寄せ」、大証FXでは「ザラバ引け」となります。


「板寄せ」方式では、時間優先の原則が必ずしも採用されるわけではなく、売買注文を一度に集め、それを整理し、売買を成立させるという方式になります。

簡単にいうと、立会時間終了までに出されたすべての注文を整理し、価格優先の基準に則って順番を付け合わせて、最も多く約定する価格を決定するという方法ですね。


例えば、10人の投資家が、立会時間終了までにそれぞれ100円、101円、102円…109円という風に買い注文を出していたとします。

そして、終値が105円になったとしましょう。

この場合、101円~104円で注文を出していた人は買えませんが、105円以上で注文を出していた人は皆105円で購入という事になり、109円で注文していた人は4円安く買えるという事になるのです。


一方、「ザラバ引け」というのは、ザラバで付いた値段がそのまま終値となる引けを指します。

時間優先をそのまま最後まで採用した形ですね。


この引けの際の取引というのは、狙い目でもあります。

最後の最後に、大きく値が動くというのは珍しくないので、多くの人が残り5分になると売買注文を出します。



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ザラバ取引とは [大証FX 取引]

大証FXの取引方法の特徴としては、オークション方式がよくクローズアップされますが、同時にそのオークション取引に伴い、個別競争取引が行われる事も特徴として挙げられます。

いわゆるザラバ取引です。


といっても、このザラバ取引が特別な取引方法というわけではありません。

現在、世界各国の取引所の大半が、このザラバ取引を採用しているくらいです。

ただ、名称として普及しているとまでは言えないので、ザラバ取引と聞いてそれがどんな取引なのかはちょっとわかりかねる、という人は結構いるかと思います。


ザラバ取引とは、連続取引方式、個別競争取引などと言われる取引方法の一種で、一定の取引期間を定めて、その時間内でなら何時でも注文を出す事が可能な取引です。

大証FXにおいては、平日はニューヨーク州標準時間適用期間の午前8時から午前7時までが取引期間ですが、この期間内であれば、いつでも注文を出すことができるという訳です。

注文は、売り注文、買い注文の価格および数量が合致したものから、連続的に随時成立します。


ザラバ取引の特徴は、二つの原則にあります。

「価格優先」と「時間優先」です。

大証FXが掲げている安全性の原則と一致します。

「価格優先」の原則というのは、簡単に言えば指値注文より成行注文を優先的に約定させるという点です。

指値注文は、その値段を指定した注文ですが、成行注文は現在の値の注文ですから、ミクロの単位だと成行注文がより高い値段での注文となるので、必然的にそうなるのです。


また、指値注文においても、売り指値注文はより低い指値からの注文を、買い指値注文はより高い指値からの注文を優先して約定します。

時間優先に関しては、同一価格の注文の場合、より早く受付を通った注文を優先して約定する、というものです。

簡単に言えば、オークションと同じということです。


タグ:ザラバ取引
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大証FXの取引方法 [大証FX 取引]

ある程度大証FXについて学び、基礎的な部分をしっかり身につけ、特定の証券会社に口座を持ち、証拠金となる資金を振り込んだら、いよいよ取引が可能となります。

大証FXの取引方法は、基本的にオークション方式の取引となるので、FX経験者よりむしろ株式投資経験者のほうがピンと来るかもしれません。


まず、注文の受付ですが、立会開始15分前から受付が可能となっています。

つまり、平日の場合はニューヨーク州標準時間適用期間の午前7時45分から注文ができるということですね。

期限はその日の立会時間終了時までです。

ただし、大証が必要に応じ注文受付時間を変更、制限することもあるようなので、注意が必要です。

また、15分前~立会時間開始までの期間は、注文方法が制限されます。

指値呼値やストップ呼値などは可能ですが、成行などの呼値は立会開始となるまで不可となっているようです。


また、立会開始の際に、この時点においてインターバンク市場における取引価格と大きく乖離してしまった値段で約定する事がないような処置も、しっかり行っています。

マーケットメイカーが出す注文に対し、それ以外の注文を付き合わせるという形で取引を成立させるようです。

このあたりは、安全性の管理を重視したシステムといえます。


立会開始時が過ぎると、マーケットメイカーの注文だろうと、一般投資家の注文だろうと、一律同等に取り扱われます。

ここは透明性、公平性を重視したシステムですね。

取引方法は基本、ザラバ取引などの個別競争取引となります。


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