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金利変動リスク [リスク]

大証FXにおけるリスクの一つとして、金利変動リスクがあります。

これも大証FXだけでなく、FX全般におけるリスクの一つです。


大証FXで得られる利益は、選んだ通貨ペアの為替レート、金利差が主です。

その2つによって発生するスワップポイントが、FXにおける利益、損失をそのまま表す事になります。

このスワップポイントが発生する仕組みとしては、通貨ペア、つまり2ヶ国の通貨の金利水準が変動し、その格差が発生する事が前提としてあります。

要するに、FXは金利変動が前提となっている取引ということです。

当然、金利水準の動きによっては、このスワップポイントが受け取りになることもありますし、支払いになる事もあります。


1日のスワップポイントは、為替レート×金利差×保有通貨数÷365で算出されます。

例えば、最初に1ドル=100円のレートの際に、アメリカドル/円の通貨ペアで1万ドル分購入したとします。

レバレッジは20倍とします。

そして1年後、レートは1ドル=101円になったとしましょう。

そうなると、為替レートのみの損益は、+20万円です。

ただ、ここには金利を加味していません。

もし、購入当初→1年後の金利が、円が0.1%→0.2%、アメリカドルの金利が5%→4%になっていたとしたら、計算はこうなります。


購入時…100円×(5-0.1)/100×10000÷365=134.25
1年後…101円×(4-0.2)/100×10000÷365=105.15

レートでは得しているのに、スワップポイントは大きく減少してしまいます。

金利差というのは、非常に重要なファクターなのです。

実際には1%も1年で動くことはないのですが、金融政策が根本から変動している今、そう安心してはいられません。


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